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夏の終わりが来た。鈴虫が鳴いている。私は今年もまた、似たような夏を過ごしたようなそんなこともないような、そんな感じだ。

夏の終わりが来ると、あっという間に秋になり、私と息子は一つ歳をとる。私はもう24になる。二十歳を過ぎたらあっという間、なんて言葉を誰もが口にするけれど、子が産まれてからはもっと速まったように思う。
きっと気が付く頃には40を越えていて、その時の私が現在の私をどう評価するのかを思ってみるけれども、正直に言ってしまえば、それよりも40を越えた私が真っ当に生きているかということの方がまだ少し不安だ。

先日の診療で、ADHDとの診断を受けた。長年疑っては認めたくなくて何かやらかす度に自責し改善に努めたり時には逃げ出したりしてきたが、それはこの先も変わらないだろうと思う。もちろん自責し過ぎるのもまして逃げ出すことなどもうしないと覚悟して。
病気に甘えたら終わりだ。祖母を見ればすぐに分かる。祖母のようにはなりたくない。私は一番似ているから、きっと私が一番彼女を恐がっている。私は彼女のようになりたくない。彼女のようにはなりたくない。

自分の診断結果を受けて、自分より不安なことが一つあるけれども、もしその不安が的中してしまうようなことがあった時のためにも、私が早くしゃんとしなくては。

真面目な話をしたけど、ここ最近の私は野生の猿並みに煩く陽気なようでそろそろ家族から冷たい目で見られそうである。なんということか。娘が元気、姉が元気、良いことではないか。


明日の夜食はシナモンドーナツだよ。